
「科学ジャーナリスト大賞」の宮田親平氏と選考理由を紹介する白川英樹先生
JASTJ-日本科学技術ジャーナリスト会議
http://jastj.jp/
5月30日、プレスセンター10Fで日本科学技術ジャーナリスト会議による「科学ジャーナリスト賞2008」の授賞式があり、会場運営の手伝いにでかけてきました。(科学ジャーナリスト塾5期生でしたので・・)
下記は受賞者とその作品です。
【科学ジャーナリスト大賞】
宮田親平殿 (医・科学ジャーナリスト)
『毒ガス開発の父ハーバー 愛国心を裏切られた科学者』の著作に対して

毒ガス開発の父ハーバー 愛国心を裏切られた科学者 (朝日選書 834) (朝日選書 834)
- 作者: 宮田 親平
- 出版社/メーカー: 朝日新聞社
- 発売日: 2007/11/09
- メディア: 単行本
【科学ジャーナリスト賞】 (順不同)
古賀祐三氏(有限会社遊造代表)
『LIVE !オーロラ』プロジェクトのWEB活動に対して
LIVE !オーロラ
http://aulive.net
田辺功氏(前朝日新聞社編集委員)
新聞連載記事『それ本当ですか?ニッポンの科学』をはじめ、長年の科学ジャーナリストとしての活躍に対して
海堂尊氏(医学博士)
『死因不明社会 Aiが拓く新しい医療』の著作に対して
松永和紀(科学ライター)
『メディア・バイアスあやしい健康情報とニセ科学』の著作に対して

メディア・バイアス あやしい健康情報とニセ科学 (光文社新書 (298))
- 作者: 松永 和紀
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2007/04/17
- メディア: 新書
10年前から執筆のために準備されていたという宮田さんのお話、サイエンスコミュニケーターに関する新しい視点を与えてくれた古賀さんのお話、田辺さんの新聞における科学技術関係の報道の現状のお話、検死に関する日本の悲惨な状況(医療従事者、そして死者にとっても)を伝える海堂さんのお話(最近、検死の現状を伝える報道があったように記憶しますが、海堂さんの作品の影響かもしれません)、式に参加しないとなかなか聞けないものです。なお、松永さんは委員会への出席のために東京を離れられていて当日は出版社の方が代理されました。