
(本blog、2006年2月24日に下書きしてアップすることなく、18年経ってしまいました。リンク切れの修正と一部補足してアップします。今日、「障害」を「障がい」と表記することが多いですが、書いた時のままとさせていただきます)。
映画の中で様々な障害が描かれています。映画という媒体で、観客に見てもらえないことにははじまりませんので表現には限界がありますが、それでも心を打つものが多く、障害の一端を理解するのに勉強となります。
「奇跡の人」はヘレンケラーと彼女の教師となったアンニー・サリヴァンを中心とした物語。社会福祉法人ヘレン・ケラー財団のWEBサイトに「ヘレンケラー物語」が紹介されています。
「アルジャーノンに花束を」(公開当時はこれと異なった題名でしたが)は一種のSF映画ですが、知的障害の主人公役のクリフ・ロバートソンの演技が心に残るものでした。この映画をみたためか、私が最初に手にしたペーパーバックは上の "Flowers for Algernon" でした(2017年のblogで教文館で入手したことを書きました)。まだ、Daniel Keyesの本が広く知られていない時で、たまたま仕事場でこの本のことで盛り上がることができた知人ができたのはうれしい思い出でした。脳科学の研究がすすんでいる今日ですが、この映画のことをいつも思い出します(Daniel Keyes氏の逝去について2014年のblogで触れました)*。続きを読む