2024年06月26日

映画で描かれる障害

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 (本blog、2006年2月24日に下書きしてアップすることなく、18年経ってしまいました。リンク切れの修正と一部補足してアップします。今日、「障害」を「障がい」と表記することが多いですが、書いた時のままとさせていただきます)。

 映画の中で様々な障害が描かれています。映画という媒体で、観客に見てもらえないことにははじまりませんので表現には限界がありますが、それでも心を打つものが多く、障害の一端を理解するのに勉強となります。

 「奇跡の人」はヘレンケラーと彼女の教師となったアンニー・サリヴァンを中心とした物語。社会福祉法人ヘレン・ケラー財団のWEBサイトに「ヘレンケラー物語」が紹介されています。
 「アルジャーノンに花束を」(公開当時はこれと異なった題名でしたが)は一種のSF映画ですが、知的障害の主人公役のクリフ・ロバートソンの演技が心に残るものでした。この映画をみたためか、私が最初に手にしたペーパーバックは上の "Flowers for Algernon" でした(2017年のblog教文館で入手したことを書きました)。まだ、Daniel Keyesの本が広く知られていない時で、たまたま仕事場でこの本のことで盛り上がることができた知人ができたのはうれしい思い出でした。脳科学の研究がすすんでいる今日ですが、この映画のことをいつも思い出します(Daniel Keyes氏の逝去について2014年のblogで触れました)*続きを読む
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2023年03月12日

「前へ! ー 東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録」、「救命 ― 東日本大震災、医師たちの奮闘」

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 「原発を冷やせ! 道路を啓(ひら)け! 命を救え! 陰のヒーローたちのドラマ。自衛隊、警察、国交省、そしてDMAT……大幅加筆さらに多くの秘話収録。 大震災の夜、漆黒の闇を走り回り、救命部隊のルートを切り啓(ひら)いた国交省チームと民間建設業者たち。曇ったマスクを投げ捨て、原発への放水に挑んだ自衛隊員。爆発した原発の傍らで住民の避難誘導を続けた警察官。医療器具を抱えて自主的に被災地へ飛び込んだDMAT(災害派遣医療チーム)……地震発生直後から「前へ!」と突き進んだ、名もなき人々の壮絶にして感動溢れるドラマ。」と内容紹介される 麻生幾 (著)「前へ! ー 東日本大震災と戦った無名戦士たちの記録」(2011年、新潮社;リンク先は2016年発行の文庫版)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 「あの日、医師たちは何を見、どう行動したのか──津波の恐怖にさらされ、家族との別れを覚悟しながら患者を誘導、極寒の病院の屋上で人々を励まし続けた医師がいた。自身も心に深甚な傷を負い、ともに涙して患者を癒した医師がいた。個人とプロフェッションの狭間で揺れながら、彼らはなぜ行動し、何を目指したのか。9名の医師による東日本大震災の貴重な証言、感動のドキュメント。」と内容紹介される 海堂尊 (監修)「救命 ― 東日本大震災、医師たちの奮闘」(2011年、新潮社;リンク先は2014年発行の文庫版)はBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。続きを読む
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2015年01月11日

3Dプリント電動義手『handiii』(exiii)、低侵襲人工内耳挿入術

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 『週刊アスキー』(1/20号, No.1011)の表紙の「スタートアップインタビュー 3Dプリント電動義手『handiii』」の文字が目に入り、そのページを開くと筋電義手を10万円の価格での提供を目指すベンチャー企業のexiii (イクシー)のCTOの山浦博志氏へのインタビュー記事で、関心分野であることから購入してきました。

■ 内耳機能が温存できる低侵襲人工内耳挿入術(日経メディカル)
 日経メディカルからの配信メールで、難聴の症状を呈する周波数帯では人工内耳として働き、聴力が残存している周波数帯では音を増幅させて聞こえるようにする2つの機能を有する残存聴力活用型人工内耳(electric acoustic stimulation:EAS)のことを知りました。続きを読む
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2014年02月12日

Eテレ: ハートネットTV 『シリーズ 難病と向き合う』(2月10、11日)

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 EテレのハートネットTVの2月10、11日、『難病と向き合う』と題する2回シリーズで『第1回 どう支える難病医療』として難病のジストニア、パーキンソン病の患者さんの姿を伝えるとともに国の難病対策として医療費の助成を受けられる病気が56種類から300種類に拡大が検討されている一方、現在、難病と認定されている患者さんにとって負担の増える制度となるのではという不安が伝えられ、『第2回 難病でも働きたい』では佐賀県の難病相談・支援センターでの難病患者さんの就労支援の取り組みが伝えられました。そして病名しか知らないジストニア全身性エリテマトーデスの症状の一端を学ぶことができました。続きを読む
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2011年11月26日

人はその人の持つ理解力以上には理解できないもの・・

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おだてられて会社のバンドのバンドマスター(「雑用係」の名誉称号)をしていた時、アレンジ譜を書くのに「ドラムのこともわからねば・・」で入手したスネアドラム等のうち、唯一残っているスティック

「人はその人の持つ理解力以上には理解できないもの」

理解力に「想像力」も加えてよいと思いますが、色々な打合せなどでこれに直面し、議論がかみ合わず、疲れてしまうことがあります。私自分に対する戒めの言葉でもありますが、「忍耐強く取り組むしかないのかなあ・・」です。
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