2025年07月11日

「人口学への招待 ― 少子・高齢化はどこまで解明されたか」

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 1987年7月11日、世界人口が50億人に達したことに対して人口問題の緊急性と重要性への関心を高めるため、1989年に国連が7月11日を「世界人口デー(World Population Day)」と定めました(リンク先はアントニオ・グテーレス国連事務総長メッセージ)。国連人口基金(UNFPA)の「世界人口白書2006」について2006年のblogで紹介しました。「世界人口白書2023」によれば2023年の世界人口は80億4500万人とされます。人口に関係する蔵書について以前のblogで紹介しました(修士論文が人口に関連するものだったことから)。日本だけでなく、ヨーロッパでも暑い気象状態となっています。地中海に生息する生物への影響も・・。これらを原因とする食料事情の悪化が今後、何をもたらすのか、考えるだけで・・

 「二〇〇五年から始まった日本の人口減少。一〇〇年後には半減と予測されている。北・西ヨーロッパに端を発し、いまや世界人口の半分を覆った少子化は、なぜ進むのか――。急激な人口減少が社会問題化するなか、急速に脚光を浴びる人口学だが、戦前の国策に与したとみられ、近年まで疎んじられてきた。本書は、人口学の入門書として、人口の基礎的な考え方、理論、研究の最前線、少子化のメカニズムなどを平易に解説する。」と内容紹介される 河野稠果 (著)「人口学への招待 ― 少子・高齢化はどこまで解明されたか」(2007年、中央公論新社)をBOOKOFF 6号南柏店で入手しました。
(税込770円→税込220円)
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「AGTS農業展」(2025年7月9~11日、Aichi Sky Expo)

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 Aichi Sky Expoで2025年7月9~11日開催の「AGTS農業展」へ7月10日に行きました。目的は主にその中の「スマート農業展」でロボット関連技術がどのように応用されているか見るためでしたが、「水田・畑作展」、「畜産・酪農展」なども勉強になりました。
 屋外展示場ではAgri Robo田植機(kubota)、ロボットトラクタ(ヰセキ )を見ることができました。そして「第11回ロボット大賞【農林水産大臣賞】受賞」のアイガモロボを紹介するブースを見て「ロボットが水田全体を移動してその水を濁らせて雑草が光合成によって生育するのを防ぐ素晴らしい発想!」となりました(【追記】:NHKの2025年7月11日の「おはよう東海」 でアイガモロボの開発の経緯が紹介されました)。
 2025年7月5日、NHK Eテレの「ETV特集」の「田んぼ×未来 あきらめないコメ農家たち」を見たことが本展にくることを後押ししたのかもしれません。

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2025年07月10日

「絵とき 植物生理学入門 [改訂2版]」、「驚きのアマゾン ー 連鎖する生命の神秘」、「牧野富太郎の植物愛」、「すべての園芸家のための花と植物百科」

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 1922年7月10日に日本生理学会第1回大会が東京大学医学部で開催され、2022年に100年を迎えたことを記念するとともに生理学研究をより広く知ってもらう機会とすることが目的に7月10日が「生理学の日」と制定されたとのことです(リンク先は日本生理学会)。生理学の蔵書について以前のblogで書きました。植物生理学の分野の研究については1959年に設立された日本植物生理学会が活動されています。

 「植物のもつ特有の機能を学ぶ学問分野を植物生理学という。本書は読者の皆さんに植物の機能を知っていただき、そしてその重要さを理解していただくため、いろいろな生理現象をできるだけわかりやすく説明するようつとめた。」と内容紹介される 増田芳雄 (監修) , 山本 良一 / 桜井 直樹 (著)「絵とき 植物生理学入門 [改訂2版]」(2007年、オーム社)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で入手しました。
 「植物生理学の基礎について、図やイラストを使ってわかりやすく解説した2007年発行書籍の改訂版(改訂3版)。 改訂3版では、章構成自体を見直し、記述内容もブラッシュアップして、より使いやすく、学習しやすい入門書になっています。 大学テキストとしてもお勧めです。」と内容紹介される「絵とき 植物生理学入門 [改訂3版]」が発行されているのを確認しました。


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2025年07月09日

「スローシャッターバイブル ー 時間を「ゆっくり止める」撮影術を徹底解説!」

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 1982年7月9日、世界初のオートフォーカスカメラ「スナッピイ50」(CANON)が発売されたとのことです(ダレトク雑学トリビア)。それから43年経ち、撮影に際して一々、「ピントを合わせて」はシャッターチャンスを逃す可能性があり、「オートフォーカス無し」は考えられません、電車を撮影する場合、AFでも置きピンを活用しますが、AFの技術の発達に感謝です。

 「時間を「ゆっくり止める」撮影術 光の尾を引きながらダイナミックに炸裂する花火、幻想的でもある都市の夜景、絹の帯を敷き詰めたような川の風景、息を呑む黎明の富士の姿… これらは全てスローシャッター撮影によって生まれた写真世界です。 カレンダーや写真集では目にするものの、人間の肉眼では捉えることのできない写真ならではの光景がそこにあります。 この時に幻想的な、神秘的な、華麗な写真は、どうしたら撮れるのか? 現場での撮影データはどうなのか? それらを徹底的に網羅して、実践的に「スローシャッター」の世界を技術解説するのが、このMOOKです。 被写体は他に、オーロラや天体、星景写真、ライトグラフィティと多岐に及び、鉄道写真の流し撮りテクニックまで解説します。 「時間をゆっくり止める」ことで生まれる、光が織り成す驚異の光景を、ぜひ、あなたのモノにしてください。」と内容紹介される 「スローシャッターバイブル ー 時間を「ゆっくり止める」撮影術を徹底解説!」(2013年、玄光社)をBOOKOFF 6号松戸馬橋店で入手しました。
 最近は「現代道具考」で紹介したデジタルカメラの撮影範囲拡大のための改造や電子本の作成に夢中となることがなくなったように思えます(T_T)。そしてもっぱら記録作成に道具としての使用のみ・・。本書の写真を見ながら「カメラの有している能力を引き出すことについてもう一度考えなければ」になりました。
(税込825円→税込220円)
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2025年07月08日

"THE SIDEWINDER / LEE MORGAN" , "LEE MORGAN / SEARCH FOR THE NEW LAND"

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 2020年のblog"THE SIDEWINDER"(リンク先はYouTube)が収録曲となっていることから "BLUE N' GROOVY - Various Artists" のCDを入手したことを書きました。LEE MORGAN"THE SIDEWINDER"は 小学生の時、「カッコいい!!」とJAZZ というのを全く知らないで好きになった曲でした。2021年のblogCannonball Adderley"SOMETHIN' ELSE" (1958)でもLee Morgan がtpを担当しています。
 "THE SIDEWINDER / LEE MORGAN" (1964)をBOOKOFF SUPER BAZAAR イトーヨーカドー流山店で目にし、LPのジャケットデザインを思い出して入手しました。


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